大切な歴史的な資料でもあるマッチラベル


これは私のマッチラベル(燐票ともいう)コレクションの中では最も大事な2つになった。もうひとつのたいせつなマッチラベルとは、東郷青児が描いたもので、江川正之が白水社にいたときに編集した『恋愛株式会社』の宣伝用に配ったもので、少雨荘『日本好色燐票史』(青園荘、23年)に掲載されているものだ。いずれも装丁史、出版史の大事な資料でもある。マッチラベルオーソリティ・加藤豊さんこの2つの燐票(加藤さんはこちらを好んで使う)はいかがですか? エピソード付のコレクションというところが自慢なんですがね。