東京都庭園美術館「20世紀のポスター[タイポグラフィー]」展のレセプションに行ってきた。美大を受験しようと思ってた頃にデザイン本などで見た、ピントーリのオリベッティ社のポスター、アールデコのカッサンドル、ユニークなイラストを使ったサビニャックなど、懐かしい作品の実物を目にして、ちょっと感激しました。杉浦康平さんの「第八回東京国際版画ビエンナーレ展」のポスターは今も大事に持っている。



東京都庭園美術館「20世紀のポスター[タイポグラフィー]」展図録(日本経済新聞社、2011年、表紙デザイン:佐藤晃一)



東京都庭園美術館「20世紀のポスター[タイポグラフィー]」展フライヤー


期間……1月29日(土)〜3月27日(日)
於………東京都庭園美術館
    (JR山手線目黒駅東口から徒歩7分
入館料…一般1000円
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/typograph/index.html


タイポグラフィーではないが、学生の頃はポスターを集めるのが趣味で、毛利彰伊勢丹のポスター、水野卓史の資生堂のポスター、伊坂芳太郎、宇野亜喜良、など駅張りのポスターを剥がしてきては部屋の天井に貼って眺めていた時代があった。ディスカバー・ジャパンの社内吊り広告も結構集めた。大学が中央線の終着駅・高尾にあり電車の中はガラガラだったので、改札さえ見つからなければ……もう時効ですよね、40年も前の話ですから。

「突撃!オタクの晩ご飯」ではないが、昼食を食べていたら、朝日新聞から電話が入り、いきなりその場で約1時間の突撃電話インタビューが始まった。内容は石井鶴三の挿絵画家としての功績について。恐らく、このブログを見てくれてのインタビューだったものと思われる。新聞に掲載されたらブログにアップします。3月6日(日)田端文士村記念館の講演会も、このブログを見てくれての講演依頼だったものと思われる。ブログ恐るべし。


その他にも、所有している本の写真を貸して欲しいとか、ブログに掲載している新聞を撮影させて欲しい等々、結構問い合わせがある。然し、このブログには、殆どコメントの書き込みがない。


本日午前中は健康診断の結果を聞きに病院へ行ってきた。尿酸値と血圧が高いので、お酒や美食・過食は止めるようにと言われた。ステーキといえば美食かもしれないが、同じ牛でも吉野家の牛丼は美食なのだろうか? だとすると私も美食家かな?


年末年始はお粗末な日常生活からは考えられないような大枚を払っての忘年会やパーティが多いので、美食と言うことも考えられるが、ふだんは質素な食事をしているし、お酒は下戸なので月に1〜2度、誘われてカラオケバーに行ったりするだけで、そのときも暴飲はしない。なのにどうして? 遺伝もあるというが、これだけは注意しようがない。そうだとしたらあきらめて、余生を楽しく呑むしかないかな?