装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
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2012-05-20から1日間の記事一覧
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著作権の侵害の話をするつもりはないが、画像左は杉浦非水:「三越呉服店ポスター」(大正4年)。右は「国際画報」(大正12年)、作者は「文」と読めるサイン(サイン右)以外は不明。このサインは今のところ誰のものか分かっていない。サイン「文」の左右に斜めにちょんちょんと線があるのも非水がよく使う「非」のサインと似せたのだろうか。今なら直ぐに裁判沙汰になりそうだが、おおらかで穏やかな時代を感じさせてくれてある意味うらやましい。真似されたことを非水が知っていても高笑いしている……というような話はないのかな?
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百貨サービス機関誌「生活者」(昭和9年11月号)総頁数40頁の小冊子には鯛五郎「紳士心得帳」「現代女大学」という2本のファッション関連の記事が掲載されている。広告ページが多く、わずかな記事を一人で2本も書いているのは少人数で制作したものと推測され、これ等の記事に付されたカットも含めて、表紙絵を描いた画家「G.T」は、絵も文章も達者なファッション関連の仕事をしているこの鯛五郎だとおもわれる。あの「しとしとピッチャン〜♪…」の子供はタイゴロウ……じゃないか?
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