装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
読者になる
装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
2012-05-18から1日間の記事一覧
2012
-
05
-
18
昭和3年には平仮名のサイン(右上)だった硲伊之助(はざま いのすけ、1895-1977年)だが、戦争が終ると「日本小説」(昭和23年)の挿絵に記されたように、洋画家たちが待ち望んでいたアルファベットのサインに変えている。
2012
-
05
-
18
二人の「Tom」? と思いきや、よく見ると「Tam」。画像左は村山知義(1901-1977年):画「何が彼女をそうさせたのか?」(昭和2年)、右は田村孝之介(1903-1986年):画「再建」(昭和21年)。いつもの田村は「Kou」「K.Tamura」などのサインが多く絵も写実的なのだが、画風もサインも村山風に見せた田村の遊び心か? そうだとしたら楽しい!!!
2012
-
05
-
18
画像は野長瀬 晩花(のながせ ばんか、1889-1964年):画、パアル・バック「大地」(第一書房、昭和13年)表紙装画ということは分かっているのだが、「野長瀬 晩花」がどうしてこのようなサインになるのかが理解できない。だが、しつこく野長瀬 晩花のサイン分析に挑む。草書体の「晩}(画像右)をみると「日」篇+「火」旁の様な文字で構成されているのが分かる。この篇と旁を上下にならべると画像中央のようなサインになるのではないか? ド〜ヤ顔!!
引用をストックしました
ストック一覧を見る
閉じる
引用するにはまずログインしてください
ログイン
閉じる
引用をストックできませんでした。再度お試しください
閉じる
限定公開記事のため引用できません。
読者です
読者をやめる
読者になる
読者になる