装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
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装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
2012-05-08から1日間の記事一覧
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「ホームグラフ」(昭和15年3月号)の扉にはピカソのクロッキー風の絵が掲載されている。推測でしかないが、アップした表紙絵さえ誰が描いたものか分からないのだからピカソに許可をとったとは思えず、戦後のどさくさにまぎれての無断掲載だろう。表紙絵の隅には「K.Sato」とサインがあるのでかろうじて画家名解読の可能性が残されているが、今のところ当てはまる画家は不明。
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これはサイン収集とは関係ないが、古書市でこの表紙に出会ったら買っちゃうよね。岩田専太郎:画「サロン」(昭和23年)。久しぶりに出会った「胸キュン本」はもちろんテイクアウト。いいよね、岩田専太郎。
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「週刊朝日」(昭和18年8月1日号)に掲載された挿絵。「カットは小林議長」と画家名が活字で記されているが、「議長」という名前はないな? と思い調べてみると、昭和8(1933)年3月海軍大将に昇進、近衛文麿首相によって昭和18(1943)年につくられた大政翼賛会の中央協力会議議長就任した小林躋造(こばやし・せいぞう)と判明。海軍大将が描いた挿絵だ!! 挿絵は国民総常会を傍聴している配給米を椅子にぶらさげた婦人と提案者をにらむ黒髭の大人。無理に解読する必要はないのだがこのサインは読めない。
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