装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
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装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
2012-05-04から1日間の記事一覧
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この人のサインも解読しにくい。挿絵の右下の暗いところから取出したのが左下のサイン。なかなか解読できなかったので、右下のように白黒反転してみると「一」と「草」がなんとか見えてきた。挿絵は単純明快だが、癖のあるサインの坂口一草(1902-1997年)は「ひとくせ」と読むのではないだろうな。
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説明を読むまで何の絵なのか分からなかった竹内栖鳳(1864-1942年):画「桃山御陵の遠景」(「明治大帝」昭和2年」)だが、サインの解読はもっと難しく何と書いてあるのかすら判別できない。印刷の再現技術が悪いのか、原画はもっと素晴らしいはず。
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昭和初期・挿絵画家のサイン集めも後二人で600人となる。ここまで来ればほとんどのサインは解読できるはず、と思っていたが、解読が難しいサインが『小学生全集 第1巻』(昭和2年)から出てきた。目次に羅列してある16人の画家名から村山知義、須藤しげるなどこのサインの画家とは「違う」と分かる名前を消去していくと「芳野尚方」が残る。サインは清水良雄の兎のサインのようにも見えるが草書体辞典(画像右)で調べると「尚」であることが分かり芳野で間違いないと思う。これまでに収集した芳野のサインにこれと同じものはないので多少の
清水良雄のサイン(左)と芳野尚方のサイン
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