装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
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装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊
2012-03-17から1日間の記事一覧
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昭和戦前の挿絵画家500名収集の500人目は戦後活躍した人と思っていたので漏れていた山川惣治。1947年に絵物語として単行本で描き下ろし大ヒット作になった『少年王者』や1951年より産経新聞に連載された『少年ケニヤ』は大きなブームを呼んだ代表作。そんな山川が昭和19年「富士」12月号巻頭に描いた「空挺部隊絵とき」。これで500人達成!!「Sante!!(サンテ!!) 乾杯」
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昭和戦前の挿絵画家500名収集で、昨日購入した資料から思い掛けない著名な画家が漏れていたことが分かった。小松崎茂(画像左)、山田伸吉(右)。小松崎の挿絵デビューは昭和13年なのでデビュー間もない作品だ。
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何度も見かけたが、誰なのかが分からなかったサインが、サインはあるが画家名が記されていない「ローレライ」(画像左)と、サインはないが挿絵画家の名前が「広瀬貫川」と活字で記載されている「健康時代」(画像右)との2つを同一人物のものと判断して、解決した。
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吉川英治『日本名婦傳』(全国書房、昭和18年)の表紙にあるサインは「龍」。「龍」といえば川端龍子だろうと思ってパラパラと装丁家名を探すと、「装幀 荒井龍夫」とあった。よく似たサインにまたもひっかかるところだった、といってもこの本も購入してしまった。左が龍子、右が龍夫。
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神保町に行ったついでに古書モールに立ち寄り「コドモアサヒ」「講談社の絵本」「小波お伽全集」等を購入。「小波お伽全集」の挿絵にあるサイン「たけい」と読んでしまい武井武雄の挿絵と思って購入したが、なんとサインは「たけし」で、井上たけしでした。この絵、武井武雄の絵に見えてしまったのが間違いの元だった。そういえば、古書モールのお姉さん、領収書のハンコ探しに夢中でサービス券をくれなかったな。
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