2012-01-03から1日間の記事一覧

名取春仙の装丁について春仙自身が、随筆を残しているので転載させていただこう。

「装釘の思い出 名取春仙 始(*まま)めて単行本四六判の装幀をしました処女作の記憶として、廣文堂大倉氏創業当時訳三十年前『一家の営』と題した、確か浮田和民博士か何かのものと覚えます。『人格と品位』というのも其頃と覚えますが、当時としては相当モ…