2011-04-30から1日間の記事一覧

退院の日の自宅の窓からの景色。

病院の窓からの景色と良く似ていたせいか、入院中もなぜか窓から見えるケヤキの枝に癒されていた。

退院の日(闘病記 2011年4月30日)

入院して53日目の4月28日に、予定より約2週間早く退院することが出来た。と言っても完治した訳ではなく自己管理の元に自宅療養することになっただけで、1ヶ月に1回通院して検査を受け、ステロイド錠を1錠ずつ減らしていくことになっただけだ。 雪の日に入院…

しかし、挿繪家の創作態度がたとへどんなであろうと、挿繪はあくまで大衆的であることを忘れてはならないと思ふ。大衆的であるとあるといふのは、どんな人にも好感をもたせるやうな線の美しさ、リズムの美しさ、人物の顔や容(かたち)の綺麗さを稱するのであらう。繪の綺麗であることは挿繪家の第一義にせねばならぬことゝ思ふ。

製版技術も印刷技術の進歩につれて、発達して来てはゐるが、まだまだ進歩の余地はあるであらう。しかし挿繪家としては、印刷用紙や印刷術や、印刷技術に制約された範囲内で技巧を駆使し効果をあげなければならないのである。 以上述べたやうに挿繪家は、制作…