2008-11-21から1日間の記事一覧

吉川英治『神州天馬侠』は大正14年から昭和3年に「少年倶楽部」に掲載され、山口将吉郎の正確で精密な挿絵と共に人気を博した。お家再興を願って山に立てこもる信玄の孫伊都丸と、大鷲の背に乗って自由に空を飛ぶことが出来る竹童の話だが、戦後に刊行された栗林正幸が挿絵を描いているポプラ社刊『神州天馬侠』を見つけた。

この2冊の中から全く同じシーンを描いた絵を見つけて並べてみたら面白いのではないか、とおもい、チョット意地が悪いかも知れませんが、探してみた。 挿絵:山口将吉郎、吉川英治『神州天馬侠 多宝塔』(「少年倶楽部」大正14〜昭和3年) 挿絵:栗林正幸、吉…