2006-03-27から1日間の記事一覧

どう記載する?

この全70巻を神奈川近代文学館のデーターのように1冊1冊入力したら、恩地孝四郎装丁作品リストはいっきに70冊も増える事になるが、そうすべきがどうか悩んでいる。『日本児童文庫 全70巻』(ARS、昭和3年11月)と1行にしてしまってもでいいのではないかと思…

題字がきれいだ! 

この本の創作文字は、恩地の書く図案文字の中ではかなり柔らかくしかも時代感覚にあふれていていい。大正末期から昭和初期にかけては図案文字が盛んに行われた時期で、図案文字集や創作文字集の類いが短期間のうちに沢山出版され、正に恩地が一番たくさん装…

1冊1円のはずだが…… 

円本全集というのは本来は1冊1円で販売されたから円本なのだが、この本は2冊セットで1円だから厳密にいえば1冊50銭であり円本全集ではないのでは? 『日本児童文庫』(アルス)と『小学生全集』(興文社・文藝春秋社)は、猛烈な宣伝・販売合戦を繰り広げ…

あと1冊で全70巻が揃う 

『日本児童文庫』全70巻の内の68冊を持っているが、今回のこの2冊セットの中の1冊である『日本児童文庫 第29巻グリム童話集』は残りの2冊のうちの1冊だったので、速、購入した。残りは19巻1冊だけだ。

円本全集『日本児童文庫 グリム童話集』(ARS、昭和3年11月)、『日本児童文庫 文明の利器』(ARS、昭和3年11月)

こんな綺麗な本が、しかも2巻ともに函に入ったままで300円で売っていた。高円寺の中央線古書市の入り口の安売り本の中で見つけた。函に入っていない場合でも1冊500円くらいで売られている事が多く、夢二が関わっていたりすると1500円になったりすることもあ…