2005-06-16から1日間の記事一覧

大貫伸樹の続装丁探索5

アールヌーボーの日本への伝達経路については、黒田清輝や夏目漱石説が一般的だが、西野嘉章『裝釘考』には、私にとっては新たな説となる長尾健吉説が表れた。 明治30年代に爆発的に流行するアールヌーボー様式。この様式を普及させたのは、明治34年10月、上…