2010-08-18から1日間の記事一覧

私淑する専太郎の仕事を引き継ぐということで、堂昌一氏も力を入れて創作したのだろう、代表作のひとつとなる挿絵群を見せてくれ専太郎の代役を見事にやりとげた。「週刊文春」昭和49年5月号をネットで購入したら、なんと「西海道談綺」その物が掲載されていなかった。岩田専太郎が他界したあと、連載は一時ストップしたのかもしれない。もう少し資料を漁らないとその辺は解決しない。

そんな折り、昨夜帰宅途中によった東急古書市で、タイミング良く「週刊文春」昭和51年2月19日号と、昭和51年2月26日号を見つけた。 堂昌一:画、松本清張「西海道談綺」第208回(「週刊文春」昭和51年2月19日号) 堂昌一:画、松本清張「西海道談綺」第 209…

挿絵画家・岩田専太郎は、昭和49(1967)年に逝去した時に、松本清張「西海道談綺」(「週刊文春」昭和46年5月号〜49年3月号)、山岡荘八「徳川家光」(「小説サンデー毎日」昭和49年1月号〜4月号)などの連載ものの挿絵を担当していた。その挿絵を弟子を名乗る堂昌一氏が引き継いで描いた。今回は、そんな二人が描いた松本清張「西海道談綺」の挿絵を見比べながら観賞してみよう。

岩田専太郎:画、松本清張「西海道談綺」(「週刊文春」昭和46年5月号〜49年3月号) 岩田専太郎:画、松本清張「西海道談綺」(「週刊文春」昭和46年5月号〜49年3月号) 岩田専太郎:画、松本清張「西海道談綺」(「週刊文春」昭和46年5月号〜49年3月号) 岩…