2009-02-23から1日間の記事一覧

桃太郎は一体何歳の時に鬼退治に行ったのだろうか。挿絵からは年齢を判断するのは難しい。さりとて、文章中に年齢が書いてなければ分らないが、絵を並べてみると、画家がどんな年齢の桃太郎を想定していたかをおぼろげながら推察することが出来る。

『伽噺桃太郎』(絵:菱川師宣、明治期) "MOMOTARO of Little Peaching"(ダヴィッド・タムソン訳:ちりめん本、明治18年) 「桃太郎」(巖谷小波『日本昔話』、明治27年) 『昔話桃太郎『(東京女子師範学校編、明治29年) 『モモタロー』(金港堂、明治36…