伊勢丹新宿本店は、1933年に竣工した鉄筋コン
クリート造の商業施設建造物の一例です。
伊勢丹は、鉄骨を使用している鉄筋コン
クリートの建物ですが、築86年という長きにわたって耐久性を維持しています。未だ建て替えるという話は出ておりませんので、これからも改修を続けながら、業を続けるものと思われます。
現在の築20~30年の物件は、1981年6月から施行された「新耐震基準」の建物なのので耐震性を理由とした建て替えの必要がなく、今後、こういった物件が築100年を超える事例となってくるのかもしれません。