2007-06-20から1日間の記事一覧

架蔵書で作る平福百穂装丁書誌一覧……1

・「斯民」第参編第拾四号(報徳会、明治42年) ・伊東左千夫『左千夫歌集第一巻』(春陽堂、大正9年) ・島木赤彦『太虚集』(古今書院、大正13年) ・新村出『南蛮広記』(岩波書店、大正14年) ・土屋文明『ふゆくさ』(古今書院、昭和9年4版、初版大正14…

平福百穂(1877~1933)

平福百穂(ひらふくひゃくすい),明治10年(1877) 秋田県角館に日本画家・平福穂庵の四男として生まれる。本名・貞蔵。13歳のころ父から運筆を習う。16歳で父の後援者・瀬川安五郎の支援の下,絵の修行のため上京,四条派の第一人者で東京美術学校日本画科の教…

まずは架蔵書でつくる百穂装丁本書誌一覧から

平福百穂についてはあまり情報も資料も持っていないので、どこまで書き続けられるか不安だが、とりあえずは私が所有している百穂の装丁した書物の一覧作りからはじめようかと思う。 百穂の装丁で有名なのは何といっても、奈良・正倉院所蔵の古鏡「鳥獣花背方…